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2016年1月6日水曜日

朝のランニングの罪

今日は朝のランニングの日。
1日おきか出張しているときでも2日おきには欠かさず走っています。

走っている時には英語でニュース・スピーチ、勉強会の録音テープを聞いています。
アプリを使って倍速で。
ですから語学やビジネスの勉強もできます。

また、朝早く起きて何かを継続して続けるということは意志力のトレーニングにもなるそうです。

そして私の走るコースは元米軍基地のあったとても広い緑がたくさんある公園です。
ですからストレス発散、ポジティブシンキングにも効果的なのです。

まさに一石五丁かそれ以上の効果があると思って日々のルーティーンにしています。

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さて、私はこのことで何をお伝えしたいのでしょうか。

スポーツマンで爽やかな人間であるということのアピールでしょうか。


いいえ。


それとも私は毎日コツコツ物事を消化することのできる継続ができる、信頼に価する人間だということでしょうか。


いいえ。


それとも早朝ランニングはとても効果的だからぜひ一緒にネットショップ店長マラソン会を作りましょうということでしょうか。


いいえ。そうではありません。


むしろ真逆の、そしてここにビジネスで成果を上げるためのとても大きな問題が隠されているということをお伝えしたいのです。

「罪のライセンス」

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日本で超ベストレラーになった「スタンフォードの自分を変える教室」の美人心理学者ケリー・マクゴニガルはこのように呼んでいる問題です。


「よいことをすると悪いことをしたくなる。」



心理学的には「モラル・ライセンシング」と呼びます。
このモラル・ライセンシングで苦しんでいる人も少なくはないはずです。



「がんばったんだから、ちょっとくらいご褒美がなくちゃ」


とみずから正当化してしまうのです。


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「今日は頑張ったから、飲みに行こう」

「今日は運動をしたから、ちょっとくらいおやつをたくさん食べてもいいか」

「勉強頑張ったから、ちょっとゲームしてしまおう」

「今週は仕事頑張ったから週末は勉強せずにゆっくりたっぷり休んでしまおう」

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人間の最大の行動基準は欲しいものを手に入れることです。

そして、人は長期的な利益、たとえばダイエットをしようとかお金をためよう、ネットショップビジネスを成功させようなどを欲すると同時に、短期的な利益も求めます。

食べたい、欲しい、飲みたい、寝たい、遊びたいなどです。

そして、長期的な目標に対して進歩したと思うと、今後は短期的なまだ満たされていない欲求を満たそうとするそうです。



「頑張ったからいいんだよ」

「よくやってるよ君は!」

「さあ、今度は自分で自分を褒める番だ!!」


これを心理学では「解放の欲求」と呼ぶそうです。


これへの対処方法は、頑張ったことをいいこと、頑張らないことを悪いことという、善悪の問題として捉えないことです。


頑張った=いいこと=さぼってもいいよ!!


という思考回路にしないことです。

善悪の問題ではなく、真摯に頑張っているということに集中すれば問題そういうことにならないのです。

このモラル・ライセンシング、計画を立てて実行ができない、やることリストを書いてもなかなか進めることができないことの原因でもあります。

詳しくはぜひケリーの本をぜひ読んでみてください。



P.S
このことを書いた時点で今日遊びに行ってしまう可能性が私は高まっているので、明日も走ろうと思います。。(笑)



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