新宿の喫茶店、ルノアールで保険の営業をしている現場を見ました。 たまに見かけますよね、喫茶店で保険の営業。 私が昨日見たのは、営業しているのが女性で受けているのが男性でした。 男性はおそらく新宿近辺で働いていて、その仕事終わりに保険レディーの話を聞いているようです。 ルノアールという喫茶店は特にビジネスの話をしている人が多い喫茶店なので、とりたてて特別な光景ではないのです。 ですが、どうしても目についてしまいました。 というのは、その2人がお笑い芸人そっくりすぎたのです。 柳原可奈子とあばれる君。 柳原可奈子の方は本物をふたまわりぐらい大きくした感じで、しかも本物そのものというよりも、モノマネしているときそっくりなんです。 「うんうん、わかるわかるーー」 って言っている感じや仕草が、本家可奈子のよくモノマネでやる女性とそっくりなんです。 一方のあばれる君の方は、本人をもう少し弱くした感じ。 挙動不審な感じにさらに磨きがかかっていて、目がキョロキョロと結構な速さで動いているんです。 可奈子があばれる君を制圧して、あばれる君がどんどん挙動不審になっていく様子がおかしくておかしくて、気になってしようがありませんでした。 私は彼らより先に帰ってしまったので結末は見てないのですが、おそらく契約したのではないのかと思います。 なぜなら、可奈子が席を外したときに、あばれる君がカバンの中から鏡を取り出して、身だしなみのチェックを始めたからです! 丸刈りなのに!! ---------------------------------------- 「Salesmanship in print」 1904年にジョンEケネディという人が、広告について定義した言葉です。 紙に書かれた販売技術、つまり営業が広告なんだということです。 この定義はネットショップの戦略構築にとても大切なことではないかと思います。 ジャパネットの社長がテレビから引退してしまいましたが、テレビ通販はどうでしょう。 「Salesmanship in TV」 やり過ぎなぐらいに営業しまくってますよね、テレビ通販。 20年前には考えられなかったのではないでしょうか、テレビ通販がこんなに盛んになって、芸能人もサクラ役を引き受け、ニュースもバラエティーも通販要素がこんなに盛りだくさんになるとは。 じゃあネットショップを定義するとどうなるでしょうか。 「Salesmanship in (web)ページ」 です。 営業しなければならないんです、ページの上で。 今のページに営業マンはいますか? --------------------------------------- いや、見た目じゃないですよ。デザインが綺麗とか、売り上げランキングが表示されてるとか、そういう話じゃないです。 キャッチコピーや文章構成、お客さんに対する提案についてです。 ページに書いてある台本でお客さんに営業できますか? 商品やお店のコンセプトは、営業マンが自社のサービスや会社の説明を一生懸命するのと同じことです。 ほかの会社やサービスとは違う理由、なんでその価格なのか、使うとどんなメリットがああるのか、ほかでも買えるけどここで買う方がいい理由はなんなのか。 営業マンが自分の言葉で一生懸命伝えるのと同じで、ネットショップもそれをやらなければなりません。 とはいえ、トップ営業マンが一握りであるのと同じで、ただ一生懸命やったからといって成果が出るわけではありません。 そこにはテクニックやセンスが必要です。 ですが、まずはこの観点を持つことが必要だと思います。 ページ上で営業するんだということ。 私が柳原加奈子を冷めた目で見ていたような視点ではなく、加奈子がやっていたような営業自体をやるという決意をもつこと。 トップランクのお店のページを見てください。 みんな営業をしています。テレビ通販のように。 見た目じゃないということをもう一度言っておきます。 見た目じゃないんです。台本とその伝え方なんです。 ---------------------------------------------- 営業電話がいろんなとこからものすごいとよく店長さんから言われます。 台本書いてトークのテクニックを磨いて、今年は営業されるより営業を磨きませんか。
2016年1月19日火曜日
保険の営業
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